トリノ ~ スペルガ聖堂

トリノ郊外の小高い岡の上にある、スペルガ聖堂。

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バロック様式のこの建物、もともとは、1706年にトリノがスペインとフランスに包囲されたとき、トリノを治めていたサヴォイア王家のヴィットリオ・アメディオ二世が、街が救われるなら聖母マリアをあがめる聖堂を建設すると誓い、その願いが実現したために、聖堂の建設を行ったのだとか。

その後、サヴォイア王家の墓所ともなっているのですが・・、この地にはもうひとつ有名な聖廟があり、花を手向けにやってくる市民も多いといいます。

というのも、1949年に、トリノのサッカーチームが乗った飛行機が、濃霧のためにこの聖堂の裏に墜落する、という事故があり、彼らを追悼するために聖廟が建てられたのだそうです。


私たちが訪れたとき、聖堂の上には美しい青空が広がり、聖堂の黄色とのコントラストが見事な美しさでした。
聖堂についた時間がちょうどお昼休みにあたっていたため、内部を見ることができなかったのが、とても残念!


ところで、このスペルガの丘に上るための乗り物が、サッシ・スペルガ駅から出ているケーブルカー!

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これまた残念なことに、ちょうど補修工事期間にあたってしまい、実際に乗ったのは代行のバスだったのですが、待合室は資料館にもなっていて、かつて使用されていた馬車や写真などが展示されていました。


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1934年から走り続けているそうで、なんともカワイイ雰囲気。頂上にある聖堂までは、わずか3.1kmですが、かなり斜度があるので、ゆっくりのんびりと上っていくのだそうです。(まるで箱根の登山電車みたいです!)

トリノ市内にも見所がたくさんあるので、スペルガ聖堂まで出かける観光客はそれほど多くないらしく、観光スポットというよりは、市民の憩いの場所、という雰囲気でした。
聖堂横の広場は、ちょっとした公園になっていますし、ここからのハイキングコースもあるそうです。

夏の夕暮れどきなどに出かけたら・・・、きっとカップルでいっぱいでしょうね!!

ちなみに、市内からは15番のトラムで、サッシ・スペルガ駅へ(ここまでが20~30分)。そこでケーブルカーに乗りかえて約20分です。ケーブルカーは1時間に一本なので、ご注意を!



ところで、スペルガに向かう時に笑えるエピソードが・・・。

トラムの路線図が複雑で停留所でうろうろしていたら、日本語で「迷ってますか?」と声をかけられ、これはラッキーとばかり、イタリア語で矢継ぎ早に聞き返したら「イタリア語、わかりませ~ん!」という返事。

なんと、日本に住んでいたアメリカ人で研究のためトリノにやってきたばかり、という方でした。トリノで日本人に出会うことはまれですし、こんなことがあるのね~、と姉と大笑い ♪


しかも、その様子をみていたイタリア人のおばあさんが、「私も同じ方向に行くから一緒に行きましょう」と声をかけてくれて、トラム降りた後も、とても親切にいろいろ教えてくれました。
(お礼に折鶴をプレゼントしたらとても喜んでくれて、電車のなかのおしゃべりタイムも盛り上がりましたョ)

これがあるから、イタリアの街歩きは楽しいんですよね!

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